近江国庁関連遺跡その1 『近江国分寺跡 瀬田廃寺』、『野畑遺跡』
瀬田廃寺跡から瀬田川方面を
旧分国で初めて国庁が発掘・発見されたのは近江、現在の滋賀県。滋賀県は古代から有力な国でした。全国で10ある大国のひとつでした。
瀬田廃寺は国分寺跡で、国庁に近い高台に存在しました。近江国分寺は三か所に移転しています。紫香楽からこの場所、次は石山と推定されています。
桑畑廃寺ともいうのですね。名前の意味はわかりませんでした。
2011年12月に滋賀県埋蔵文化財センターで遺構の展示がありました。現在の石柱があるのは塔の跡のようです。国府周辺では一番の高台にあり、素敵な場所だったと思います。
名神高速沿いに坂を下りると野畑遺跡があります。
公園に歴史標識がありました。
国府の役所の一つと推定されています。残念ながら、史跡指定は受けていません。
史跡指定を受けている地区を目指します。
◆瀬田廃寺、野畑遺跡
所在地 瀬田廃寺 大津市野郷原1丁目2
野畑遺跡 大津市野郷原2丁目3
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