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東京都調布市の史跡 扇谷上杉家の中世城郭 国史跡深大寺城跡

深大寺城は武蔵野の風情を残す、厄除で有名な深大寺のすぐそばにある城郭です。成立の時期や築城者も不明ですが、1490年頃には存在したことが古文書に見られます。

1500年代に入り、相模を平定した北条氏と扇谷上杉氏の攻防は南武蔵で激しさを増します。扇谷上杉朝興は北条氏を迎え撃つ前線基地として一旦廃城になっていた、深大寺城を修復します。

1530年扇谷上杉朝興は深大寺城に入り、多摩川をはさんで対岸の小沢城に入った北条氏3代目北条氏康と合戦となります。この戦いは多摩川河畔で行われ北条軍は大勝します。この戦は後の名将北条氏康にとって初陣でした。

扇谷上杉家は河越城を本拠にし多摩川を防衛ラインとしていた為、深大寺城は重要な拠点でしたが、江戸城が北条氏綱に奪われ、深大寺城を迂回して長躯河越城を攻めたため深大寺城は立地上意味がなくなり、廃城となりました。

その後も再利用されることもなく置かれたため、開発の波にさらされることなく現在に至った珍しい城です。
特に、上杉家の築城の考え方が垣間見れます。縄張りも特徴的で規模も大きく特徴的です。

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○深大寺城跡の立地 青い囲みが城跡です。武蔵野台地の南端の舌状台地にあります。

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○城跡 白い囲みが縄張り。青であわせればよかったのに失敗しました。 
Photo
○城跡へ 水生植物園のゲートが入口です。
Cimg6082
○城があった頃はこの水生植物園が泥田ないし堀の役割をしていたはずです。
  向かって右の森が城跡の土塁。
Cimg6077
○ 第一郭 石柱 植物園から土塁を上ると第一郭が広場になっています。
Cimg6033
○解説版 縄張りを眺めながら土塁周辺を回ってみます。
Cimg6030
○第一郭の奥から第二郭を眺める
Cimg6038
○第一郭と二郭の間の堀と土塁
Cimg6045
○土塁と堀の解説版
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○第二郭 広場の中央に建物跡があります。
Cimg6053
○建物跡の解説版
Cimg6074
○南側の土塁跡
Cimg6057
第三郭はテニスコートになっています。城郭としては大きく、相当な城兵を入れることが出来ます。       

■深大寺城
所在地  東京都調布市深大寺元町2丁目
アクセス  京王つつじヶ丘駅並びに調布駅、中央線三鷹駅・吉祥寺駅全て深大寺行き

                                                          きむらよしのぶ

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