誤って「毒薬」調剤、女性死亡=薬剤師ら書類送検―埼玉県警
時事通信 8月19日(金)12時57分配信
毒薬に指定されているコリンエステラーゼ阻害薬を誤って調剤し、女性を死亡させたとして、埼玉県警捜査1課は19日、業務上過失致死などの疑いで、小嶋薬局本店サンセーヌ支店(同県越谷市)の女性管理薬剤師(65)=千葉県野田市=と経営者の小嶋富雄県薬剤師会会長(76)=越谷市=を書類送検した。同課によると、2人とも容疑を認めているという。
同課によると、小嶋会長は昨年3月25日、埼玉県春日部市の米沢朝子さん(75)に対し、処方箋で胃酸中和剤を調剤すべきだったのに、コリンエステラーゼ阻害薬を調剤した疑い。女性薬剤師は、4月1日に誤りに気付いたのに放置し、米沢さんを死亡させた疑い。
驚きのニュースを見つけました。コリンエステラーゼ阻害薬としかありませんので実態がわかりません。
毒薬ではありますが、この言葉にはっぱられ過ぎるといけません。
今後実態が知りたいですね。気付いたのに放置したのは大変なこと。
実名報道です。正確な情報がほしいものです。恐ろしい時代になりました。
木村嘉伸
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胃酸中和剤は普通に使う薬ですが、誤って投与された薬は普通に使う薬ではありません。基本的に毒薬指定薬剤は、毒薬専用の金庫に保管し、入庫と出庫を管理するので、普通はこんなに簡単に間違うはずはないです。また、一般的な調剤薬局で毒薬指定薬剤は、あっても3種類前後です。たまたま服用開始が3/31だったようなので、発覚後すぐに対処していれば、亡くならなかった可能性は高いでしょう。薬剤を特定していないのは(ネットで調べればすぐにわかりますが)、服用している患者が動揺するからでしょう。きちんとした管理の元に服用していれば、今回のような中毒などは起こりにくいので。
投稿: oka-chinn | 2011年8月19日 (金) 22時55分
なるほど!ありがとー
投稿: nobo | 2011年8月19日 (金) 23時02分