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東京都の旧跡 勝海舟生誕の地 男谷邸跡

小学校の頃から、一貫して好きな歴史上の偉人は「勝海舟」です。

はじめに読んだのは子母沢寛の『勝海舟』です。

当然『氷川清話』も繰り返し読みました。読み返してみたくなりました。

日本の歴史を見回しても、彼は特別な存在です。

司馬遼太郎さんは『竜馬が行く』のなかで、勝の存在を“時代の奇観”と表現しています。

徳川の臣でありながらも日本の将来に思いをはせ、幕末に唯一世界の中の日本を見ていた人です。

また、終生徳川家の家臣として、家名のたつように働き続けました。

勝の話はきりがなくなるので。

勝が生まれ幼少期を送ったのが本所です。現在、両国公園に碑があります。

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彼が生まれたのは親戚の男谷家でした。

勝家は新興の旗本です。江戸時代の末期には旗本株の売り買いが行われており、数代前に御家人(下級幕臣)となりました。

本家にあたるのが男谷家です。勝海舟の父、小吉は天保水滸伝に出てくるような無頼の徒であったようです。

彼の『夢酔独言』はこの時代の空気と貧乏御家人の生活の機微に触れた名著だと思っています、私。

小吉は家族だけでなく、親戚にも迷惑を掛けています。

勝がこの地が生まれたのは父、小吉の不行跡によって生活に困窮していた為です。本家の世話になっていたのですね。

この地は男谷家の居宅兼剣術道場でした。

幕末の剣聖 男谷精一郎が主でありました。歴史ドラマの主人公になってもおかしくないのに、取り上げられることが少なすぎる。勝は従兄弟にあたりますが、親と子ほどの年の差があり、勝が物心ついたころには、剣名を謳われた存在になっていました。

幕末は多くの剣客が登場しますが、中でも精一郎は最強でした。

また、他流試合を禁じていた時代でしたが、こだわることなく立ち会いました。

剣術興隆の立役者だってと思っています。見事な人物です。

●勝海舟生誕の地 男谷邸跡

所在地 東京都墨田区両国4-25-3 両国公園内

アクセス JR総武線両国駅徒歩8分

木村嘉伸

 

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