春秋の筆法
昨日、お友達の薬剤師さんと雑談していて、「春秋の筆法」という言葉を久しぶりに口にした。
春秋左氏伝を読んだのは高校の時だったと思う。孔子が筆を入れた歴史書で編年体で書かれている。年ごとの箇条書きなのだが、一面シニカルで、歴史評価を短文にこめたメッセージのうまさに関心したものです。
現代にも通じる、批判精神がすらっと表現されていて、面白い。
但し、解説を読まないと意味がわからない。また、この時代の背景がわからないと頭が痛くなる。薬剤師さんにその一部でも紹介してあげようと平易な解説本がないかと探したが最近のものには見当たらず。
私が高校の時に読んだものはわかりやすかったのだが、見当たらない。
少し時間を下さいね。
こういうものが教養というのだろうが、教養本は売れないから世に出なくなっていく。
かなしいことですね。
ランニング好きの研修トレーナー
木村嘉伸
« 自分の脚で立つと言うこと | トップページ | 組織のコミュニケーション »
「感性を磨く」カテゴリの記事
- リクルートホールディングスの株主総会に行ってきました(2016.06.21)
- 大河ドラマ「八重の桜」を見て柴五郎大将に思いが至りました(2013.01.06)
- 『10年後の自分への手紙』が届きました(2013.01.03)
- 感謝と詫びの気持ち バスの乗り間違い(2012.09.23)
- 混み合った電車のベビーカーのマナー(2012.05.12)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1210945/35395781
この記事へのトラックバック一覧です: 春秋の筆法:
コメント